NPO法人障害年金普及サポート・サルベージ

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公的年金と障害年金

●公的年金は2階建て構造

障害年金は公的年金制度から支払われる給付の一つです。
公的年金制度には国民年金、厚生年金、共済年金の3種類があります。
この制度は2階建て構造になっています。

1階部分の「国民年金」は、3種類の公的年金制度に共通する基礎部分です。
この共通部分の年金は強制加入となっています。国民年金にのみ加入している人は、自営業者、サラリーマンの妻、学生、失業者などです。

2皆部分の「厚生年金」「共済年金」は上乗せ部分です。民間のサラリーマンや公務員などを対象としています。つまり、サラリーマンや公務員などは国民年金と厚生年金・共済年金の両方の制度に二重加入していることになります。

●サラリーマンはダブルでもらえる

では、障害年金は各年金制度からどのように支給されるのでしょうか?

自営業者やサラリーマンの妻などは、国民年金から1〜2級の「障害基礎年金」が支給されます。

サラリーマンや公務員などは、国民年金から1〜2級の「障害基礎年金」が支給され、さらに上乗せ部分である厚生年金・共済年金から1〜3級の「障害厚生年金」「障害共済年金」が支給されます。
つまり二重に加入しているので、二つの年金が支給されることになります。